データテーブルの行数を取得する方法を説明します。
DataTableの行数を取得する
構文は以下です。
DataTable型.Rows.Count
以下のようなデータテーブルがあるとします。
変数名はdtbとし、行数は5です。(黄色の部分は列名)
野菜 | 値段 |
人参 | 200 |
きゅうり | 150 |
レタス | 200 |
玉ねぎ | 150 |
キャベツ | 100 |
メッセージボックスに行数を表示します。
出力結果
データテーブルの行数を取得する方法を説明します。
構文は以下です。
DataTable型.Rows.Count
以下のようなデータテーブルがあるとします。
変数名はdtbとし、行数は5です。(黄色の部分は列名)
野菜 | 値段 |
人参 | 200 |
きゅうり | 150 |
レタス | 200 |
玉ねぎ | 150 |
キャベツ | 100 |
メッセージボックスに行数を表示します。
出力結果
データテーブルの中身を一番早く確認する方法を紹介します。
DataTable型をString型(文字列)に変換し、メッセージボックスに表示します。
テスト用に「Build Data Table」アクティビティでDataTable型の変数dtbを作成します。
「OutPut Data Table」アクティビティにDataTable型と出力するString型の変数を設定します。
データテーブルを文字列に変換します。
メッセージボックスにString型の変数を設定します。
実行結果
データテーブルの中身が表示されました。
全体図
データテーブルに主キーを設定します。
主キーを設定することで、変数に入れず簡単に値を取得できます。
以下のようなデータテーブルを例に説明します。
変数名はdtb(DataTable型)です。
社員番号(Int32) | 名前(String) | 部署(String) | 役職(String) |
1001 | 梅村 | 人事 | 部長 |
1002 | 田中 | 人事 | なし |
1003 | 中村 | 営業 | 課長 |
「Assign」アクティビティでデータテーブルに主キーを設定します。
左は、
DataTable型.PrimaryKey
右は複雑ですが、
New DataColumn() {DataTable型.Columns.Item(“主キーに設定する列名“)}
これで設定は完了です。
注意事項は、主キーは必ずユニーク(重複しない)で、かつNULL(空文字)は不可です。エラーになります。
設定した主キーから行を特定し列名から値を取得します。
取得したい行の主キーを変数に設定します。
メッセージボックスに表示します。
DataTable型.Rows.Find(取得する主キーの値).Item(“取得する列名“).ToString
上の例だと、社員番号の1002の部署を取得します。
社員番号(Int32) | 名前(String) | 部署(String)← | 役職(String) |
1001 | 梅村 | 人事 | 部長 |
1002← | 田中 | 人事← | なし |
1003 | 中村 | 営業 | 課長 |
出力結果です。
社員番号1003で、名前を取得してみます。
出力結果
DataTable型のカラム名(列名)を取得する方法を紹介します。
「Build Data Table」でDataTable型の変数(output)を生成します。
赤枠がカラム名(列名)となります。
「Assign」アクティビティのプロパティ[Value]にDataTable型変数.Columns(列番号).ColumnNameと設定します。
⇒output.Columns(0).ColumnName
DataTable型変数(output)の0行目のカラム名を取得します。
取得したカラム名を「Message box」に出力します。