Input Dialogのプロパティ[Option]を設定することで、プルダウンリストの表示が出来ます。
デフォルトに設定した値が表示されます。
今回は、ファイルから読み込んだ値を表示させます。
Excelファイル読み込み
ファイル内容
読む込むファイル内容は都道府県一覧のExcelファイルにします。
ファイル名 : pref_code
ファイル読み込み
「Excel application scope」にExcelファイルのパスを設定します。
DataTable型の変数(outputDataTable)を作成します。
「Excel application scope」内に「Read Range」を配置し、プロパティの設定を行います。
[Add Headers] ⇒ チェック入れる(ExcelファイルのA1がヘッダーのため)
[Data Table] ⇒ DataTable型の変数(outputDataTable)
読み込んだファイル内容が、DataTable型の変数(outputDataTable)に設定されました。
List型にファイル内容を追加
List型変数の作成・宣言
List型<String>の変数(pulldownList)を作成します。
「Assign」のプロパティ[Value]にnew List(of String)、プロパティ[To]にList型<String>の変数(pulldownList)を設定します。
ファイル内容を追加
ファイル内容を1行ずつ取り出し、List型変数<String>(pulldownList)に追加します。
「For each row」にDataTable型の変数(outputDataTable)を設定します。
「For each row」内に「Add to collection」を配置し、プロパティの設定を行います。
[Collection] ⇒ pulldownList
[Item] ⇒ row(0).ToString
[TypeArgument] ⇒ String
List型<String>の変数(pulldownList)にファイル内容を追加されました。
配列型に変換しInput Dialogに設定
Input Dialogの設定を行います。
プロパティ[Option]は文字列型の配列(String[])のみ指定が可能なため、
List型変数.ToArrayで文字列型の配列(String[])に変換します。
プルダウンリストから選択した項目を出力するString型変数(pref)を作成し、
プロパティ[Result]に設定しましょう。
実行結果
実行をしてみましょう。ファイルで読み込んだ内容のプルダウンメニューが表示されています。
東京都を選択してみましょう。
「Message Box」に選択した東京都が表示されます。