VB.NETの関数、「Insert」の使い方を紹介します。
Insert
文字列を指定の位置に挿入します。
“文字列1”.Insert(数値,”文字列2″)
数値⇒挿入する文字位置
使用例
String型の変数strに文字列を設定します。
Insertの設定です。
3文字目の後に、”えお”を挿入します。
実行結果
VB.NETの関数、「Insert」の使い方を紹介します。
文字列を指定の位置に挿入します。
“文字列1”.Insert(数値,”文字列2″)
数値⇒挿入する文字位置
String型の変数strに文字列を設定します。
Insertの設定です。
3文字目の後に、”えお”を挿入します。
実行結果
VB.NETの関数、「Concat」の使い方を紹介します。
文字列を連結します。
String.Concat(“文字列1″,”文字列2”)
2つの文字列を連結してみましょう。
実行結果
連結する文字列は複数可能です。
ロボットの処理中にセレクタを取得し、文字列に変換します。
例でYahooのスポーツナビのセレクタを取得します。
UI Explorerで取得するとこんな感じです。
「Open Browser」アクティビティで、Yahoo!JapanのURLを設定します。
「Find Element」アクティビティでスポーツナビのセレクタを設定します。
プロパティの【FoundElement】にUiElement型の変数uiを設定します。
取得したUiElement型の変数uiを文字列に変換します。
変数(UiElement型).Selector.Text
もしくは
変数(UiElement型).Selector.ToString
メッセージボックスに表示します
実行結果
セレクタが取得できました。
全体図
PDFのページ数を取得する方法を紹介します。
使用するPDFはUiPathアカデミーでダウンロードしたものを使用します。
13ページですね。
StreamReader型の変数srに式を設定します。
new StreamReader(“PDFのパス”)
MatchCollection型の変数matchesに式を設定します。
regex.Matches(sr.ReadToEnd(),”/Type\s*/Page[^s]”)
メッセージボックスにPDFのページ数を表示させます。
実行結果
PDFのページ数が取得できました。
PDFのパス以外は丸コピーで大丈夫です。
全体図
今月の日数と、指定した年月の日数を取得する方法を紹介します。
Int32型変数daysCountに式を設定します。
DateTime.DaysInMonth(Now.Year,Now.Month)
Now.Year ⇒ 現在の年を取得
Now.Month⇒ 現在の月を取得
以下の式を意味します。
DateTime.DaysInMonth(2018,9)
2018年9月の日数は30日です。
DateTime.DaysInMonth(年,月)
年と月の部分にそれぞれ取得したい年月を設定します。
DateTime.DaysInMonth(1999,2)
1992年2月の日数は28日です。
特定の条件時にロボットの処理を強制終了する方法を紹介します。
停止させたい条件の時にエラーを意図的に発生させ、強制終了させます。
この方法はエラー文も自由に設定できます。
以下のような処理フローがあります。
変数iは0なので、条件式(i > 1)はFalseです。
「Throw」アクティビティを使用し、False時は処理を停止させます。
「Throw」アクティビティの設定を行います。
new UiPath.Core.BusinessRuleException(“任意のエラーメッセージ”)
False時はエラーが発生し、設定したエラーメッセージが表示されます。
デバッグ時などに役に立ちます。
日付には多くの書式があるので、指定の書式に変換できるようにしましょう。
現在の日付(2018/09/03)を取得するNow関数を使用し、変換します。
書式 | 式 |
“2018/09/03” | Now.ToString(“yyyy/MM/dd”) |
“2018/9/3” | Now.ToString(“yyyy/M/d”) |
“2018年09月03日” | Now.ToString(“yyyy年MM月dd日”) |
“18/09/03” | Now.ToString(“yy/MM/dd”) |
“20180903” | Now.ToString(“yyyyMMdd”) |
“09.03.2018” | Now.ToString(“MM.dd.yyyy”) |
“201809” | Now.ToString(“yyyyMM”) |
“2018/09/03(Monday)” | Now.toString(“yyyy/MM/dd(dddd)”) |
“2018/09/03(Mon)” | Now.toString(“yyyy/MM/dd(ddd)”) |
文字列の最後の一文字を削除する方法を2つ紹介します。
String型の変数strに”あいうえお”を代入して説明します。
2つの実行結果はすべて、以下のような結果になります。
全て最後の一文字”お”を削除します。
Removeは文字列を削除する関数です。
str.Remove(str.Length – 1,1)
str.Lengthで文字列の長さが取得できます。
“あいうえお”の文字数は5で、それに -1しているので、以下のようになります。
str.Remove(4,1)
文字列の4文字目から1文字を削除するという意味になります。
⇒“あいうえお”の4文字目の”お”から1文字削除する
※先頭は0から数えます
Substringは文字列の一部を取得する関数です。
str.Substring(0,str.Length – 1)
“あいうえお”の文字数は5で、それに -1しているので、以下のようになります。
str.Substring(0,4)
文字列の0文字目から4文字を取得するという意味になります。
⇒“あいうえお”の0文字目の”あ”から4文字”あいうえ”を取得する
UiPathでユーザー名の取得方法を紹介します。
簡単です。
「Get environment variable」アクティビィティを使用します。
▼をクリックしUserNameを選択します。
以上です。
UiPathとは、(米)UiPath社が提供しているRPAソフトウェアです。
現在、日本310社・世界1000社以上の導入実績があります。(2018年6月現在)
現在、日本国内で1500社、世界で6000社の導入実績があります。(2023年12月現在)
UiPathの特徴を紹介します。
業界内で最も直感的に操作でき、アクティビティをドラッグ&ドロップで、
プログラミングスキルが無くとも、複雑なロボットを容易に作成できます。
他ではカバーできない複雑な手順も自動化でき、ユーザーが自由にカスタムすることができます。
カスタムアクティビティ開発にはMicrosoft Visual Studioが利用可能です。
小規模事業者、個人、評価用向けに無償の「UiPath Comunity Edition」が用意されています。
UiPathアカデミーというオンライントレーニングを無償で学ぶことができます。
かなりのボリュームがあり、レッスンごとに確認テスト(結構難しい…)が用意され、しっかりと基礎から学べます。
Windowsアプリケーション(ExcelやWordなど)とデザインが似ているため、操作はすぐ慣れることができます。
無償版やUiPathアカデミーの存在が、学習、導入ハードルを下げ、RPAを簡単に体験することができるため、是非UiPathを試してみてください。