UiPath

【UiPath】UiPath用語一覧

UiPath用語一覧

UiPathの用語集です。出来るだけ簡潔に説明しています。

UiPath製品

用語 呼称 内容
UiPath Studio スタジオ ロボット開発アプリケーションです。
UiPath Robot ロボット UiPath Studioで作成したロボットを実行するアプリケーションです。
UiPath Orchestrator オーケストレーター UiPath Robotを管理するウェブアプリケーションです。

UiPath Studio

開発・プロジェクト

用語 呼称 意味
Project プロジェクト ロボットが行う動作過程(ビジネスプロセス)を可視化したものです。
Activity アクティビティ ロボットが行う動作を指します。
Sequence シーケンス 直線的に進んでいくプロセスに適しています。
Flowchart フローチャート 複雑なビジネスプロセスに適しています。
State machine ステートマシン 非常に大規模なプロジェクトに適しています。

変数・引数

用語 呼称 意味
Variable 変数 数値や文字などのデータを入れる箱のようなものです。
Variable Type 変数を入れる箱の種類です。テキスト、数字、日付と時刻などがあります。
Scope スコープ 変数が使用できる範囲です。
Arguments 引数 プロジェクト間で変数の受け渡しをする場合に使用するものです。

レコーディング

用語 呼称 意味
Recording レコーディング 手動での操作を記憶し、自動的にビジネスプロセスを作成します。
Basic ベーシック 複数ウィンドウでの操作や単一のアクティビティをレコーディング時に使用します。
Desktop デスクトップ 単一ウィンドウで複数の操作をレコーディング時に使用します。
Web ウェブ Webアプリケーションやブラウザ操作をレコーディング時に使用します。
Citrix シトリックス 仮想環境上の操作をレコーディング時に使用します。
Data Scraping データスクレイピング ブラウザ、アプリケーションなどから構造化データを取得します。

セレクター

用語 呼称 意味
Selector セレクター クリック等の操作をする際に「どのウインドウの、どの部分に対して行うか」を記した文字列です。
UI element  UI要素 ユーザーインターフェースの一部になっているメニューや押しボタンなどの全てをさのことです。
Wildcard ワイルドカード セレクターの文字列内の1文字または複数の文字を置換することができる記号です。
Full Selector 完全セレクター UI 要素 (トップレベルウィンドウを含む) の識別に必要なすべての要素が含まれます。
Patial Selector 部分セレクター UI 要素 (トップレベルウィンドウを含まない) の識別に必要な要素が含まれます。
UiPath Explorer エクスプローラー 特定のUI要素を取得し、表示、編集などが出来るセレクター作成ツールです。

UiPath Orchestrator

用語 呼称 内容
Tenant テナント Orchestrator上で部門単位で資産管理する手段のことです。
Organization Unit ユニット Orchestrator上で組織単位で資産管理する手段のことです。
Role ロール ユーザーのアクセス権限を管理します。
Robot ロボット UiPath Studioで作成したビジネスプロセスです。または、Orchestratorでビジネスプロセスを実行する実行ホストです。
Publish パブリッシュ UiPath Studioで作成したワークフローをパッケージ化します。
Package パッケージ UiPath Studioで作成したロボットファイル一式(.nupkg)を指します。
Process プロセス パッケージと環境の関連付けを表します。
Enviroment 環境 ロボットのグループ化をします。
Asset アセット Orchestrator上に共通変数や認証情報を保存します。
Job ジョブ 1つまたは複数のロボットでプロセスを実行します。
Queue キュー 無制限に項目を保持できる収納機能です。
Schedule スケジュール Orchestorator上でジョブの実行日時、条件、回数などを設定できます。
Audit 監査 実行されたアクションの監査証跡が表示されます。

【UiPath】Excelマクロに引数を渡す方法

UiPathからExcelマクロに引数を渡す方法を説明します。

UiPathで作成した文字列の変数を、Excelマクロに渡しメッセージボックスに表示します。

Excelマクロ設定

String型の引数を1つ受け取り、その引数をメッセージボックスに表示するマクロを作成します。

<ファイル名> :UipathTest.xlsm
<マクロ名>  :test
<引数>    :uipathMsg

VBA(サンプルコード)
Sub test(ByVal uipathMsg As String)
  MsgBox uipathMsg
End Sub

UiPath Studio設定

メッセージの設定

マクロで表示するメッセージを変数に設定します。

Excel application scope

「Excel application scope」にExcelマクロのファイルパスを指定します。

Execute macro

「Excel application scope」内に「Execute macro」をドラッグ&ドロップします。
「Execute macro」のプロパティ[Macro Name]にマクロ名(引数)を入力します。

※ダブルクォーテーションの数に注意!!

プロパティは[Macro Name]のみ設定です。

UiPathの設定は以上です。

実行結果

【UiPath】プロジェクト名の変更方法

UiPath Studioで設定したプロジェクト名の変更方法を紹介します。

プロジェクト名とは

「New Project」画面で「Name」に設定したものがプロジェクト名です。

 

プロジェクト名の変更

プロジェクトのディレクトリを開く

変更したいプロジェクト名のディレクトリを開きます。
project.jsonの存在を確認します。

project.jsonをテキストエディタで開く

project.jsonはそのままでは開けないので、テキストエディタで開きます。
メモ帳にproject.jsonをドラッグ&ドロップすると、設定内容が表示されます。
「name」の部分がプロジェクト名なので、ここを変更します。

project.jsonのnameを変更する

「name」の部分を変更したいプロジェクト名に書き換え、上書き保存して下さい。
※他の設定は変更しないで下さい

プロジェクトを開く

プロジェクトを開きましょう。プロジェクト名が変更されているのを確認します。

【UiPath】文字の改行方法

UiPathで文字の改行をしましょう。

アクティビティ「Message Box」を使用し、3つの改行方法を紹介します。

Environment.NewLine

改行したい文字と文字の間に、「Environment.NewLine」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

vbCrLF

改行したい文字と文字の間に、「vbCrLF」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

vbNewLine

改行したい文字と文字の間に、「vbNewLine」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

 

補足

複数行の改行

改行したい行の数だけ、結合させます。