UiPath

【UiPath】UiPath Studio日本語版に切り替え方法

UiPath Studioのデフォルトは英語なので、日本語に切り替える方法を紹介します!

日本語切り替え方法

①UiPath Studioを開き、[Settings]を選択

②[General]の[Language]のプルダウンから「日本語」を選択

③再起動ポップアップが表示されるので、「Restart」を選択する

④日本語版に切り替え完了

【UiPath】文字の改行方法

アクティビティ「Message Box」を使用し、3つの改行方法を紹介します。

Environment.NewLine

改行したい文字と文字の間に、「Environment.NewLine」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

 

vbCrLF

改行したい文字と文字の間に、「vbCrLF」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

 

vbNewLine

改行したい文字と文字の間に、「vbNewLine」を挿入し「+」か「&」を使用し結合します。

補足

複数行の改行

改行したい行の数だけ、結合させます。

【UiPath】UiPath用語一覧

UiPath用語一覧

UiPathの用語集です。出来るだけ簡潔に説明しています。

UiPath製品

用語呼称意味
UiPath Studioスタジオロボット(自動化プロセス)を作成する開発ツール。
UiPath RobotロボットStudioで作成したロボット(自動化プロセス)を実行するツール。
UiPath Orchestratorオーケストレーター作成したロボットを管理するツール。
ロボットの稼働状況、実行状況、スケジュール実行などの様々な機能がある。
UiPath Assistantアシスタントユーザーがロボットを管理するツール。実行、停止、終了などができる。

UiPath Studio

開発・プロジェクト

用語呼称意味
Activityアクティビティプロセスを自動化する構成要素。
Sequenceシーケンス直線的に進んでいくプロセスのフロー。
Flowchartフローチャート複雑なビジネスプロセスのフロー。
State machineステートマシン非常に大規模なプロジェクトに適しているフロー。

変数・引数

用語呼称意味
Variable変数数値や文字などのデータを入れる箱のようなもの
Variable Type変数を入れる箱の種類。テキスト、数字、日付と時刻などがある。
Scopeスコープ変数が使用できる範囲。
Arguments引数プロジェクト間で変数の受け渡しをする場合に使用するもの。

レコーディング

用語呼称意味
Recordingレコーディング手動での操作を記憶し、自動的にプロセスを作成。
Basicベーシック複数ウィンドウでの操作や単一のアクティビティをレコーディング時に使用。
Desktopデスクトップ単一ウィンドウで複数の操作をレコーディング時に使用。
WebウェブWebアプリケーションやブラウザ操作をレコーディング時に使用。
Citrixシトリックス仮想環境上の操作をレコーディング時に使用。
Data Scrapingデータスクレイピングブラウザ、アプリケーションなどから構造化データを取得。

セレクター

用語呼称意味
Selectorセレクタークリック等の操作をする際に「どのウインドウの、どの部分に対して行うか」を記した文字列。
UI element UI要素ユーザーインターフェースの一部になっているメニューやボタンなどの全てを要素のこと。
Wildcardワイルドカードセレクターの文字列内の1文字または複数の文字を置換することができる記号。
Full Selector完全セレクターUI 要素 (トップレベルウィンドウを含む) の識別に必要なすべての要素が含まれる。
Patial Selector部分セレクターUI 要素 (トップレベルウィンドウを含まない) の識別に必要な要素が含まれる。
UiPath Explorerエクスプローラー特定のUI要素を取得し、表示、編集などが出来るセレクター作成ツール。

UiPath Orchestrator

用語呼称意味
TenantテナントOrchestrator上で部門単位で資産管理する手段。
Organization UnitユニットOrchestrator上で組織単位で資産管理する手段。
Roleロールユーザーのアクセス権限を管理。
Robotロボット自動化プロセスを実行する実行ホスト。
PublishパブリッシュUiPath Studioで作成したワークフローをパッケージ化する。
PackageパッケージUiPath Studioで作成したロボットファイル一式(.nupkg)を指す。
Processプロセスパッケージと環境の関連付けを表す。
AssetアセットOrchestrator上に共通変数や認証情報を保存。
Jobジョブ1つまたは複数のロボットでプロセスを実行。
Queueキュー無制限に項目を保持できる収納機能。
ScheduleスケジュールOrchestorator上でジョブの実行日時、条件、回数などを設定できる。
Audit監査実行されたアクションの監査証跡が表示される。

【UiPath】フローチャートを自動でキレイにする方法

フローチャートは真っ直ぐキレイに繋ぎたい派です!

たまに、ぐちゃぐちゃで矢印重なりまくっている人いるので、そんな人に使ってほしい機能です。

右クリックで簡単に自動整列できるので紹介します。

フローチャートを自動整列

以下のように微妙に曲がっているフローチャートをキレイにします。

右クリックすると「自動整列」があるのでクリックします。

矢印が真っ直ぐに修正されました!

最後の仕上げに使ってください!

【UiPath】Excelマクロに引数を渡す方法

UiPathからExcelマクロに引数を渡す方法を説明します。

UiPathで作成した文字列の変数を、Excelマクロに渡しメッセージボックスに表示します。

Excelマクロ設定

String型の引数を1つ受け取り、その引数をメッセージボックスに表示するマクロを作成します。

<ファイル名> :UipathTest.xlsm
<マクロ名>  :test
<引数>    :uipathMsg

VBA(サンプルコード)
Sub test(ByVal uipathMsg As String)
  MsgBox uipathMsg
End Sub

UiPath Studio設定

メッセージの設定

マクロで表示するメッセージを変数に設定します。

Excel application scope

「Excel application scope」にExcelマクロのファイルパスを指定します。

Execute macro

「Excel application scope」内に「Execute macro」をドラッグ&ドロップします。
「Execute macro」のプロパティ[Macro Name]にマクロ名(引数)を入力します。

※ダブルクォーテーションの数に注意!!

プロパティは[Macro Name]のみ設定です。

UiPathの設定は以上です。

実行結果

【UiPath】プロジェクト名の変更方法

UiPath Studioで設定したプロジェクト名の変更方法を紹介します。

プロジェクト名とは

「New Project」画面で「Name」に設定したものがプロジェクト名です。

 

プロジェクト名の変更

プロジェクトのディレクトリを開く

変更したいプロジェクト名のディレクトリを開きます。
project.jsonの存在を確認します。

project.jsonをテキストエディタで開く

project.jsonはそのままでは開けないので、テキストエディタで開きます。
メモ帳にproject.jsonをドラッグ&ドロップすると、設定内容が表示されます。
「name」の部分がプロジェクト名なので、ここを変更します。

project.jsonのnameを変更する

「name」の部分を変更したいプロジェクト名に書き換え、上書き保存して下さい。
※他の設定は変更しないで下さい

プロジェクトを開く

プロジェクトを開きましょう。プロジェクト名が変更されているのを確認します。

UiPathの特徴

UiPathとは、(米)UiPath社が提供しているRPAソフトウェアです。

現在、日本310社・世界1000社以上の導入実績があります。(2018年6月現在)

現在、日本国内で1500社、世界で6000社の導入実績があります。(2023年12月現在)

UiPathの特徴を紹介します。

UiPathロゴ

UiPathの特徴

操作が容易な開発ツール

業界内で最も直感的に操作でき、アクティビティをドラッグ&ドロップで、
プログラミングスキルが無くとも、複雑なロボットを容易に作成できます。

フレキシブルな拡張性

他ではカバーできない複雑な手順も自動化でき、ユーザーが自由にカスタムすることができます。
カスタムアクティビティ開発にはMicrosoft Visual Studioが利用可能です。

無償版

小規模事業者、個人、評価用向けに無償の「UiPath Comunity Edition」が用意されています。

オンライントレーニング

UiPathアカデミーというオンライントレーニングを無償で学ぶことができます。
かなりのボリュームがあり、レッスンごとに確認テスト(結構難しい…)が用意され、しっかりと基礎から学べます。

まとめ

Windowsアプリケーション(ExcelやWordなど)とデザインが似ているため、操作はすぐ慣れることができます。
無償版やUiPathアカデミーの存在が、学習、導入ハードルを下げ、RPAを簡単に体験することができるため、是非UiPathを試してみてください。